家族カウンセラーの想いつれづれ
    【反抗期】

    子どもは、順調に成長するうちに、親と自分は違うという「自我」が形成されてゆきます。

    成長するにつれ、親よりも友達が大事になってゆきます。

    自己主張が強くなりますし、10歳も過ぎればだんだんと自分探しが始まります。
    これまで、概ね親の指示に従っていた子が、

    勉強をしなくなった

    口答えをするようになった

    言葉遣いが悪くなった

    粗暴になった

    などなど、親を慌てさせます。


    ある程度の反抗は、順調に育っている証拠です。

    かといって、安心して良いわけではありません。

    必要な場面があれば、親として毅然と対峙してください。

    この時、自分の価値観を押し付けず、相手を一人の個性として対峙することがたいせつです。

    成長過程の自我の主張であれば、親が子離れを意識して、一人の人間として尊重して、まっすぐと対峙するだけでも、だんだん落ち着いてゆきます。

    ずっと親の良い子で、手がかからなかった子が反抗すると、もうこの世の終わりとばかりにショックを受ける親御さんもいらっしゃいますが、こどもはその不安を敏感に感じ取ります。

    その結果、感情を抑圧して良い子に振舞ったり、抑圧した感情を解放するために問題行動を起こすこともあります。





    【クソババァ】

    くそばばぁ

    うざい

    死ね

    などと言われ、「親に向かってなんてこというの!」と叱る親は多いです。

    怖くなって逃げ腰になる親もいます。

    流行り言葉で言ってる可能性もありますが、こんな流行り言葉に乗じたい気持ちが根っこにあるのでしょう。

    何があってこんなことを言うのか、知ろうともしないで叱る親に対して、さらに暴言はエスカレートしてゆくでしょう。

    これらを、子どものSOSだと思ってみて欲しいです。

    子どもの気持ちにフォーカスして欲しいです。

    素直に悲鳴をあげられない苦しみがあるのかもしれません。

    ぶつかることを恐れて、自分が傷つくことを恐れて、子どもを威圧する父親(母親)がいます。

    そんな父親(母親)の陰に逃げて何もしない母親(父親)を、子どもは嘆いています。





    【問題行動】

    子どもの問題行動に対しては、悪いものは悪いという姿勢を貫いてください。

    万引き、スリ、置き引き、強盗、恐喝、暴行、などの事件を起こしても、友達が悪い、学校が悪い、世の中が悪いと子どもを庇う親が増えています。

    この親は、被害者の気持ちを想像することが出来ないほど、自分のことしか考えていません(子どもの成長も考えていません)。

    加害者である我が子の罪を隠す姿勢は、我が子の犯罪を承認しているのと同じですから、エスカレートしてゆく可能性が大きいのです。

    子どもの本能には、甘やかされたい欲求のほかに、きちんと叱られたい欲求も備わっています。

    ちゃんと自分を見てくれていないことは解ってしまうから、きちんと叱らない親を見下すようになります。

    どこまでやったら、ちゃんと見てくれるのだろうとさらに大きな事件を起こします。





    【こどもが傷つき育つ権利】

    良い子であって欲しい

    勉強ができる子であって欲しい

    思いやりがある子であって欲しい

    わんぱくになって欲しい

    スポーツができる子であって欲しい

    ピアニストになって欲しい

    医者になって欲しい

    公務員になって欲しい

    大手会社員になって欲しい

    手に職をつけて欲しい

    あの学校に入って欲しい

    あの大学に入って欲しい

    後を継いで欲しい

    家の助けになって欲しい

    失敗しないで欲しい


    これらの「欲しい」気持ちはわからないでもありません。

    が、本気でこれらのレールに乗せようとする親御さんはとっても多いのです。

    親のレールを歩いて、自分が本当にやりたくてやってきたのかわからないと苦しんでいる大人が多いです。

    どうか、我が子を自分の内側から切り離してください。

    子どもには(大人にも)、自分で失敗して傷ついて成長する権利があります。

    その経験こそが自信につながります。

    失敗を親に庇われて、事実から目を背けたら、いつまでも逃げ癖がついてしまいます。

    失敗を責められて、「べき、ねば」を押し付けられたら、息が苦しくて勇気も奮えません。

    庇う親も責める親も、我が子の傷ついている姿を直視出来ないのです。

    傷ついている我が子を見ることは辛いことです。

    けれど、どんなに身を引き裂かれそうな思いでも、当人の苦しみにはかないません。

    事実から目を逸らさず、我が子を見守る勇気を持ってください。





    【余談】

    以前たまたまテレビを見た時の、母と娘の会話です。

    娘「私はお父さんに捨てられたの?」

    母「あなたを捨てたんじゃないと思う。他に大事なものがあったんだと思う。」

    娘「お父さんに会いたい。」

    母「反対しないけど、あなたが期待するようなことは起こらないと思うよ。」

    大方こんなやりとりだったと思います。

    その時、「お母さんの言うとおりにしたらいい。」という声が多くて、私はとても哀しい気持ちになりました。

    ちゃんと傷つくチャンス(傷つく権利ーあるいは円満に和解する可能性)を奪われてしまったことが悲しかったのです。

    娘さんには、事実を直視して傷と向き合う権利があります。

    その傷を、またもや覆い隠して生きてゆくかもしれないと思うと、とても切ない気持ちになりました。

    父親が会ってくれるかわかりませんが、母親が「会いたいなら会いなさい。傷ついたら聴いてあげるよ。」と言ってあげて欲しかった。

    私も似たような経験がありましたので、気持ちが入り込んでしまうのかもしれません。





    子育ての愛に混じり気ないですか
    心のコップがいっぱいの親御さん
    どっち見てますか
    ハラスメント界にいるのは自分自身
    ハラッサーとハラッシーのいたちごっこ
    いたちごっこから降りる
    アサーティブなあり方
    相談申込み要領納得戴いた上で、私専用相談申込(女性のみ)からお申込みください。

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    これまで、概ね親の指示に従っていた子が、

    勉強をしなくなった

    口答えをするようになった

    言葉遣いが悪くなった

    粗暴になった

    などなど、親を慌てさせます。


    ある程度の反抗は、順調に育っている証拠です。

    かといって、安心して良いわけではありません。

    必要な場面があれば、親として毅然と対峙してください。

    この時、自分の価値観を押し付けず、相手を一人の個性として対峙することがたいせつです。

    成長過程の自我の主張であれば、親が子離れを意識して、一人の人間として尊重して、まっすぐと対峙するだけでも、だんだん落ち着いてゆきます。

    ずっと親の良い子で、手がかからなかった子が反抗すると、もうこの世の終わりとばかりにショックを受ける親御さんもいらっしゃいますが、こどもはその不安を敏感に感じ取ります。

    その結果、感情を抑圧して良い子に振舞ったり、抑圧した感情を解放するために問題行動を起こすこともあります。





    【クソババァ】

    くそばばぁ

    うざい

    死ね

    などと言われ、「親に向かってなんてこというの!」と叱る親は多いです。

    怖くなって逃げ腰になる親もいます。

    流行り言葉で言ってる可能性もありますが、こんな流行り言葉に乗じたい気持ちが根っこにあるのでしょう。

    何があってこんなことを言うのか、知ろうともしないで叱る親に対して、さらに暴言はエスカレートしてゆくでしょう。

    これらを、子どものSOSだと思ってみて欲しいです。

    子どもの気持ちにフォーカスして欲しいです。

    素直に悲鳴をあげられない苦しみがあるのかもしれません。

    ぶつかることを恐れて、自分が傷つくことを恐れて、子どもを威圧する父親(母親)がいます。

    そんな父親(母親)の陰に逃げて何もしない母親(父親)を、子どもは嘆いています。





    【問題行動】

    子どもの問題行動に対しては、悪いものは悪いという姿勢を貫いてください。

    万引き、スリ、置き引き、強盗、恐喝、暴行、などの事件を起こしても、友達が悪い、学校が悪い、世の中が悪いと子どもを庇う親が増えています。

    この親は、被害者の気持ちを想像することが出来ないほど、自分のことしか考えていません(子どもの成長も考えていません)。

    加害者である我が子の罪を隠す姿勢は、我が子の犯罪を承認しているのと同じですから、エスカレートしてゆく可能性が大きいのです。

    子どもの本能には、甘やかされたい欲求のほかに、きちんと叱られたい欲求も備わっています。

    ちゃんと自分を見てくれていないことは解ってしまうから、きちんと叱らない親を見下すようになります。

    どこまでやったら、ちゃんと見てくれるのだろうとさらに大きな事件を起こします。





    【こどもが傷つき育つ権利】

    良い子であって欲しい

    勉強ができる子であって欲しい

    思いやりがある子であって欲しい

    わんぱくになって欲しい

    スポーツができる子であって欲しい

    ピアニストになって欲しい

    医者になって欲しい

    公務員になって欲しい

    大手会社員になって欲しい

    手に職をつけて欲しい

    あの学校に入って欲しい

    あの大学に入って欲しい

    後を継いで欲しい

    家の助けになって欲しい

    失敗しないで欲しい


    これらの「欲しい」気持ちはわからないでもありません。

    が、本気でこれらのレールに乗せようとする親御さんはとっても多いのです。

    親のレールを歩いて、自分が本当にやりたくてやってきたのかわからないと苦しんでいる大人が多いです。

    どうか、我が子を自分の内側から切り離してください。

    子どもには(大人にも)、自分で失敗して傷ついて成長する権利があります。

    その経験こそが自信につながります。

    失敗を親に庇われて、事実から目を背けたら、いつまでも逃げ癖がついてしまいます。

    失敗を責められて、「べき、ねば」を押し付けられたら、息が苦しくて勇気も奮えません。

    庇う親も責める親も、我が子の傷ついている姿を直視出来ないのです。

    傷ついている我が子を見ることは辛いことです。

    けれど、どんなに身を引き裂かれそうな思いでも、当人の苦しみにはかないません。

    事実から目を逸らさず、我が子を見守る勇気を持ってください。





    【余談】

    以前たまたまテレビを見た時の、母と娘の会話です。

    娘「私はお父さんに捨てられたの?」

    母「あなたを捨てたんじゃないと思う。他に大事なものがあったんだと思う。」

    娘「お父さんに会いたい。」

    母「反対しないけど、あなたが期待するようなことは起こらないと思うよ。」

    大方こんなやりとりだったと思います。

    その時、「お母さんの言うとおりにしたらいい。」という声が多くて、私はとても哀しい気持ちになりました。

    ちゃんと傷つくチャンス(傷つく権利ーあるいは円満に和解する可能性)を奪われてしまったことが悲しかったのです。

    娘さんには、事実を直視して傷と向き合う権利があります。

    その傷を、またもや覆い隠して生きてゆくかもしれないと思うと、とても切ない気持ちになりました。

    父親が会ってくれるかわかりませんが、母親が「会いたいなら会いなさい。傷ついたら聴いてあげるよ。」と言ってあげて欲しかった。

    私も似たような経験がありましたので、気持ちが入り込んでしまうのかもしれません。





    子育ての愛に混じり気ないですか
    心のコップがいっぱいの親御さん
    どっち見てますか
    ハラスメント界にいるのは自分自身
    ハラッサーとハラッシーのいたちごっこ
    いたちごっこから降りる
    アサーティブなあり方
    相談申込み要領納得戴いた上で、私専用相談申込(女性のみ)からお申込みください。

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    【2015/04/13 12:51】 | 育児(育自)
    【タグ】 自我  反抗期  傷つく権利  暴言  こどもが傷つき育つ権利  我が子と対峙する  
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