家族カウンセラーの想いつれづれ
    今回は、シリーズで書かれている
    9-2)自己洗脳で心を再封印し、脚本のレールに自分を引き戻す(2004.夏)
    の補足( )内の部分を少し丁寧に書いてゆきたいと思います。
    -----ここから---------
    (これはカウンセリングも同じです。相談者の見せる切迫した感情や奇妙な動作、苦悩の叫びなど、時として脚本人生劇場の演出であることがあります。カウンセラーがそれに気づかずにそこに共感で終わることは、脚本ちゃんをエンパワーすることになり、その相談者は延々と脚本人生を歩くことになります。その脚本を受け止めることも大事ですが、受け止めた時点できちんとそれが演出であることを指摘することで変化が訪れます)
    -----ここまで---------


    ※【 】は引用部分

    【相談者の見せる切迫した感情や奇妙な動作、苦悩の叫び】ーどれほど頑張ったか、どれほど我慢したか、どれほど・・・と【時として脚本人生劇場の演出】をして、嘆き苦しむ様子を見せてくれます。この段階では、本当の感情は隠されていて、ご本人さえ気がついていません。

    脚本ちゃんは、親に認めて欲しいのに認めてもらえませんから、他の誰かを代理親にしてわかってもらおうとします。人を変え、場面を変えて、延々と脚本人生を歩いてきました。もちろん、カウンセラーも代理親にします。ここでは、代理親になっている自覚を持って、受け止める場面もありますが、その後にきちんとカラクリをお伝えします。カウンセリングが進むと、自分で気がついてゆきます。

    【カウンセラーがそれに気づかずにそこに共感で終わる】ーなんといっても、自分自身を騙してまで演じる【脚本人生劇場の演出】です。時には、こちらのフィードバックに、凄い剣幕で反論する人もありましたから、それほどまでに脚本ちゃんは脳内親に忠実です。私自身も、脚本かチャイルドか分かり難い場面があります。

    また、どんなに時間を費やしても、ご本人が脚本を手放す覚悟をしない限り、カウンセリングは進みません。時には、「カウンセラーは傾聴しろ(黙って聴け)。」というたぐいの要望を強く言って来る人もありました。その場合は、こちらのフィードバックは活かされることがないまま【脚本ちゃんをエンパワーすることになり】ますので、そのことをお伝えします。それで、気づいていただけることが多いですが、場合によっては、カウンセリングを一旦中止して、覚悟が決まったら新しく申し込みをいただくこともあります。どこに行きたいかはその人次第ですが、我々は【延々と脚本人生を歩く】ことを選んでいる人をエンパワーするわけにはいかないのです。

    ですから、【その脚本を受け止めることも大事ですが、受け止めた時点できちんとそれが演出であることを指摘することで変化が訪れます。】ー脚本ちゃんも、共感してあげないと降りてくれませんから、リアルに演じ続ける名女優の脚本ちゃんとしばしおつきあいしながら、ほころびや矛盾を見つけてお伝えします。

    相談者さんに「にこにこ笑って言う内容がきついです。」とか「怖い~。」とか言われることがたびたびあります。また、請求メールに、私が着目した部分をフィードバックしているのですが、はじめは凄い抵抗を感じて「苦しかった。」「読んで数行で止めて、数日後に読めた。」等と言っていた人も、慣れて来ると、「抵抗が強いほど核心に近い」と気づくようになってゆかれます。





    ★頑固な脚本ちゃん---------

    脚本ちゃんがこんなにまで頑固なのは、親に期待を隠し持っているからでしょう。現実の親や、脳内で育てて来た親を庇うために、誰かを代理親にして自分の本来の課題と向き合わないのです。誰かを責めたり、誰かに怒りをぶつけている時は、親を庇っていると言い換えることも出来ます。

    この脚本ちゃんを最終的に受け止めるのは本人です。自分自身が認めて受け止めてあげるように共感しながら、更に下の層のチャイルドに届くように種まきのフィードバックをします。この繊細な場面ではとくに、丁寧に進めてあげたいです。「傷ついたらごめんなさいね。」と前置きをして言うようにしていますが、流れで言えない時は請求時メールでのフィードバックになります。私は、毎日傷つける覚悟をしていますが、相談者さんも、傷つく覚悟なしではカウンセリングを進めることは出来ないでしょう。

    隠して生きて来た「傷」そのものを見てあげないで、「指摘される傷つき」から逃げ続けようとしますが、この時に傷ついているのは、人生脚本を手放したくない脚本ちゃん、つまりはダミー感情です。必死であがいて逃げようとします。あるいは、「傷」なんかありませんという風にスマートに逃げ切ろうとします。

    とはいえ、気持ちはわわさわさして、落ち着きませんから、おのずと、自ら葛藤の渦に入る場面が出現します。そうして、少しずつ、脚本人生とは別の、本当の傷を感じて味わって受け止めて浄化してゆかれます。





    ★カウンセラーは助けない---------

    カウンセラーは鏡です。私は、鏡として見える景色とその先の見立てをしながらフィードバックをします。迷路に入ってこちらに答えを求めたくなっている(依存が強い)場面や、思考が強い場面では、この部分は伝えて、この部分は少し待ってと言う風に見守ります。思考が強い人は、考え癖がある上に一人で頑張る脚本があるので、答えさえあればその先は「ひとりでできるもん!(教育番組にありましたね)」とばかりに、まずは答えをくれという姿勢の方がいらっしゃいますが、カウンセラーは人の人生の答えなぞ持っていません。自分で気づいて自分の足で立って歩を進めることこそが、自由と責任を担う自律の世界です。

    自律界は「誰か助けて」という甘えがあると辿り着けません。
    特別扱いをされていると思った人は自律しないという過去の経験から、当相談室は、例外を儲けていません。
    以前は、分割を受けていましたが、分割を中止にしてからのほうがどんどん進んでいます。分割(借金)という依存が無くなるだけで、こんなにも違うのかと思ったものでした。

    当相談室は、時間枠がありません。実は、私の相談者さんは、一人親で平日勤務の方や、共働きで平日勤務の方が多いです。フルタイムですから、なかなか時間が取れないだろうと思って2~3時間枠で受けた時期もありました。ところが、気持ちが出て来そうな場面で時間切れになるので、まもなく時間枠はとっぱらってしまいました。どうなるかなぁと思いましたが、有給を取ったり、協力者に頼んだりしながら、自分チャイルドにゆった~りと時間を作られていますし、時間枠で受けていたときよりも着実に前進しています。





    ★自分を救うのは自分---------

    どうか、カウンセリングに限らず、ご自身に時間を作ってあげてください。
    楽しいことをしてください。
    気持ちを口に出して下さい。
    人が抱える問題の多くは人間関係ですが、問題の主体が誰かを見て下さい。
    他人の問題を引き受けているから重たいし、思い通りにならないから腹が立つのです。
    自分と他人の境界線を持てたら、怒りが相手に関係ない自分自身の問題だと気がつきます。
    頼まれもしない荷物を抱えて、思い通りにならないと腹を立てて、相手に変われ!と要求し続けてしまったのは自分自身だと気がつくでしょう。夫婦や親子でありがちな光景だと思います。
    相手の問題が見えているけれど(当人が一番気がつきません)、それを引き受けず、距離を持って見守ることが出来るようになります。更に、アサーションを意識して、見えている問題を伝える自由もあります。相手が怒るから言えないと思ったなら、その方は自ら相手に束縛されています。更に言うと、レッテルを貼って、相手が変わるチャンスを奪い続けています。
    まずは、変わりたい自分を誰よりも優先して大事にしてあげましょうよ。





    子育ての愛に混じり気ないですか
    心のコップがいっぱいの親御さん
    どっち見てますか
    ハラスメント界にいるのは自分自身
    ハラッサーとハラッシーのいたちごっこ
    いたちごっこから降りる
    アサーティブなあり方
    相談申込み要領納得戴いた上で、私専用相談申込(女性のみ)からお申込みください。
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    -----ここから---------
    (これはカウンセリングも同じです。相談者の見せる切迫した感情や奇妙な動作、苦悩の叫びなど、時として脚本人生劇場の演出であることがあります。カウンセラーがそれに気づかずにそこに共感で終わることは、脚本ちゃんをエンパワーすることになり、その相談者は延々と脚本人生を歩くことになります。その脚本を受け止めることも大事ですが、受け止めた時点できちんとそれが演出であることを指摘することで変化が訪れます)
    -----ここまで---------


    ※【 】は引用部分

    【相談者の見せる切迫した感情や奇妙な動作、苦悩の叫び】ーどれほど頑張ったか、どれほど我慢したか、どれほど・・・と【時として脚本人生劇場の演出】をして、嘆き苦しむ様子を見せてくれます。この段階では、本当の感情は隠されていて、ご本人さえ気がついていません。

    脚本ちゃんは、親に認めて欲しいのに認めてもらえませんから、他の誰かを代理親にしてわかってもらおうとします。人を変え、場面を変えて、延々と脚本人生を歩いてきました。もちろん、カウンセラーも代理親にします。ここでは、代理親になっている自覚を持って、受け止める場面もありますが、その後にきちんとカラクリをお伝えします。カウンセリングが進むと、自分で気がついてゆきます。

    【カウンセラーがそれに気づかずにそこに共感で終わる】ーなんといっても、自分自身を騙してまで演じる【脚本人生劇場の演出】です。時には、こちらのフィードバックに、凄い剣幕で反論する人もありましたから、それほどまでに脚本ちゃんは脳内親に忠実です。私自身も、脚本かチャイルドか分かり難い場面があります。

    また、どんなに時間を費やしても、ご本人が脚本を手放す覚悟をしない限り、カウンセリングは進みません。時には、「カウンセラーは傾聴しろ(黙って聴け)。」というたぐいの要望を強く言って来る人もありました。その場合は、こちらのフィードバックは活かされることがないまま【脚本ちゃんをエンパワーすることになり】ますので、そのことをお伝えします。それで、気づいていただけることが多いですが、場合によっては、カウンセリングを一旦中止して、覚悟が決まったら新しく申し込みをいただくこともあります。どこに行きたいかはその人次第ですが、我々は【延々と脚本人生を歩く】ことを選んでいる人をエンパワーするわけにはいかないのです。

    ですから、【その脚本を受け止めることも大事ですが、受け止めた時点できちんとそれが演出であることを指摘することで変化が訪れます。】ー脚本ちゃんも、共感してあげないと降りてくれませんから、リアルに演じ続ける名女優の脚本ちゃんとしばしおつきあいしながら、ほころびや矛盾を見つけてお伝えします。

    相談者さんに「にこにこ笑って言う内容がきついです。」とか「怖い~。」とか言われることがたびたびあります。また、請求メールに、私が着目した部分をフィードバックしているのですが、はじめは凄い抵抗を感じて「苦しかった。」「読んで数行で止めて、数日後に読めた。」等と言っていた人も、慣れて来ると、「抵抗が強いほど核心に近い」と気づくようになってゆかれます。





    ★頑固な脚本ちゃん---------

    脚本ちゃんがこんなにまで頑固なのは、親に期待を隠し持っているからでしょう。現実の親や、脳内で育てて来た親を庇うために、誰かを代理親にして自分の本来の課題と向き合わないのです。誰かを責めたり、誰かに怒りをぶつけている時は、親を庇っていると言い換えることも出来ます。

    この脚本ちゃんを最終的に受け止めるのは本人です。自分自身が認めて受け止めてあげるように共感しながら、更に下の層のチャイルドに届くように種まきのフィードバックをします。この繊細な場面ではとくに、丁寧に進めてあげたいです。「傷ついたらごめんなさいね。」と前置きをして言うようにしていますが、流れで言えない時は請求時メールでのフィードバックになります。私は、毎日傷つける覚悟をしていますが、相談者さんも、傷つく覚悟なしではカウンセリングを進めることは出来ないでしょう。

    隠して生きて来た「傷」そのものを見てあげないで、「指摘される傷つき」から逃げ続けようとしますが、この時に傷ついているのは、人生脚本を手放したくない脚本ちゃん、つまりはダミー感情です。必死であがいて逃げようとします。あるいは、「傷」なんかありませんという風にスマートに逃げ切ろうとします。

    とはいえ、気持ちはわわさわさして、落ち着きませんから、おのずと、自ら葛藤の渦に入る場面が出現します。そうして、少しずつ、脚本人生とは別の、本当の傷を感じて味わって受け止めて浄化してゆかれます。





    ★カウンセラーは助けない---------

    カウンセラーは鏡です。私は、鏡として見える景色とその先の見立てをしながらフィードバックをします。迷路に入ってこちらに答えを求めたくなっている(依存が強い)場面や、思考が強い場面では、この部分は伝えて、この部分は少し待ってと言う風に見守ります。思考が強い人は、考え癖がある上に一人で頑張る脚本があるので、答えさえあればその先は「ひとりでできるもん!(教育番組にありましたね)」とばかりに、まずは答えをくれという姿勢の方がいらっしゃいますが、カウンセラーは人の人生の答えなぞ持っていません。自分で気づいて自分の足で立って歩を進めることこそが、自由と責任を担う自律の世界です。

    自律界は「誰か助けて」という甘えがあると辿り着けません。
    特別扱いをされていると思った人は自律しないという過去の経験から、当相談室は、例外を儲けていません。
    以前は、分割を受けていましたが、分割を中止にしてからのほうがどんどん進んでいます。分割(借金)という依存が無くなるだけで、こんなにも違うのかと思ったものでした。

    当相談室は、時間枠がありません。実は、私の相談者さんは、一人親で平日勤務の方や、共働きで平日勤務の方が多いです。フルタイムですから、なかなか時間が取れないだろうと思って2~3時間枠で受けた時期もありました。ところが、気持ちが出て来そうな場面で時間切れになるので、まもなく時間枠はとっぱらってしまいました。どうなるかなぁと思いましたが、有給を取ったり、協力者に頼んだりしながら、自分チャイルドにゆった~りと時間を作られていますし、時間枠で受けていたときよりも着実に前進しています。





    ★自分を救うのは自分---------

    どうか、カウンセリングに限らず、ご自身に時間を作ってあげてください。
    楽しいことをしてください。
    気持ちを口に出して下さい。
    人が抱える問題の多くは人間関係ですが、問題の主体が誰かを見て下さい。
    他人の問題を引き受けているから重たいし、思い通りにならないから腹が立つのです。
    自分と他人の境界線を持てたら、怒りが相手に関係ない自分自身の問題だと気がつきます。
    頼まれもしない荷物を抱えて、思い通りにならないと腹を立てて、相手に変われ!と要求し続けてしまったのは自分自身だと気がつくでしょう。夫婦や親子でありがちな光景だと思います。
    相手の問題が見えているけれど(当人が一番気がつきません)、それを引き受けず、距離を持って見守ることが出来るようになります。更に、アサーションを意識して、見えている問題を伝える自由もあります。相手が怒るから言えないと思ったなら、その方は自ら相手に束縛されています。更に言うと、レッテルを貼って、相手が変わるチャンスを奪い続けています。
    まずは、変わりたい自分を誰よりも優先して大事にしてあげましょうよ。





    子育ての愛に混じり気ないですか
    心のコップがいっぱいの親御さん
    どっち見てますか
    ハラスメント界にいるのは自分自身
    ハラッサーとハラッシーのいたちごっこ
    いたちごっこから降りる
    アサーティブなあり方
    相談申込み要領納得戴いた上で、私専用相談申込(女性のみ)からお申込みください。
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    【2015/02/10 00:00】 | 自律
    【タグ】 インナーチャイルド  人生脚本  脳内親  無意識  ハラスメント  
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