家族カウンセラーの想いつれづれ
    自分の気づきや成長体験を実感すると嬉しいものです。
    ひとつのいいことは次のいいことを引き寄せてしばし成功感は続きます。
    この体験をぜひ苦しんでいる人に知ってもらい誰かのお役にたちたいと思うのも自然なことでしょう。
    失恋、DV離婚、虐待からの克服、自傷行為の克服などなど、よく乗り越えたと思う人々。

    しかし、渦中にいる人は、ついこないだ(こないだが数ヶ月か数年かは聞かされる側の基準)まで同じことをしていた人の成功談を聞かされることは幸せでしょうか。


    一見とても親切で良心的でいい人たちですが、自分のことを語りたい認めてほしい衝動が隠れているのではないでしょうか。(本当は誰に認めて欲しいのでしょうね。)


    依存関係が生じていたら、一定期間は満足した関係になるかもしれません。
    それも、そのうち終わりは来ます。

    なぜならば、人は、自分で体験して自分で手に入れた切符で旅をしたいのです。
    それこそが自律した責任のある自由でしょう。
    人に不必要に干渉されて手に入るものではありません。

    個人でも集団でも同じことがいえると思います。

    たとえば自助グループは、問題を共有しながら解決に向かうのにおおいに役に立つと思います。
    まず、その代表の方の『自律姿勢』がそのグループの維持に繋がっていることでしょう。
    そのグループの特性によるでしょうけれど、どんなグループでも大切なことは、自主性と個人の守秘だと思います。
    人にはオープンに出来ることと出来ないことがあります。
    出来る場面は大いにオープンにして共有したらいいと思います。
    しかし、自分の傷の深みをどこまで提供出来るかは個人で違います。
    出来ない部分は守秘の姿勢でいなければ、長く維持するのは難しいでしょう。
    それは代表者に限らず、参加者全員に必要なことだと思います。

    人は弱い者ですから、自分と他人を比較したりジャッジしたりしがちです。
    だれそれさんよりは自分はましだけど・・・
    だれそれさんはまだまだね・・・等など
    無意味な比較をして意識を外に向けて自分自身を見ないのなら前進がありません。
    団体同士で無意味な競争意識を持つ場合もあります。本末転倒です。


    応援もやりすぎると相手を追い込むことがあります。
    褒め言葉をたくさんもらっても、重たくなることもあるでしょう。

    何か言ってあげたくなる・・・何かしてあげたくなる・・・

    これは代償行為のひとつかもしれません。


    私自身も言えることです。カウンセラーという役割のときに自分を全て消すことは出来ません。
    カウンセリングの時に、何か言ってあげたくなる瞬間がたまに沸きます。
    そういう時は、あえて言わないことが多いです。
    依存心は誰でも持っていますが、相談者さんは依存が強くなっていますので、そこに私の母性が刺激を受けたのか、あるいは私のチャイルドが共感したのか、この(なぜ?)を宿題にして持ち帰ります。(電話では保留メモにします。)
    振り返って必要だと思えたら、後からでも伝えることは出来ます。


    関連記事


    追記を閉じる▲
    一見とても親切で良心的でいい人たちですが、自分のことを語りたい認めてほしい衝動が隠れているのではないでしょうか。(本当は誰に認めて欲しいのでしょうね。)


    依存関係が生じていたら、一定期間は満足した関係になるかもしれません。
    それも、そのうち終わりは来ます。

    なぜならば、人は、自分で体験して自分で手に入れた切符で旅をしたいのです。
    それこそが自律した責任のある自由でしょう。
    人に不必要に干渉されて手に入るものではありません。

    個人でも集団でも同じことがいえると思います。

    たとえば自助グループは、問題を共有しながら解決に向かうのにおおいに役に立つと思います。
    まず、その代表の方の『自律姿勢』がそのグループの維持に繋がっていることでしょう。
    そのグループの特性によるでしょうけれど、どんなグループでも大切なことは、自主性と個人の守秘だと思います。
    人にはオープンに出来ることと出来ないことがあります。
    出来る場面は大いにオープンにして共有したらいいと思います。
    しかし、自分の傷の深みをどこまで提供出来るかは個人で違います。
    出来ない部分は守秘の姿勢でいなければ、長く維持するのは難しいでしょう。
    それは代表者に限らず、参加者全員に必要なことだと思います。

    人は弱い者ですから、自分と他人を比較したりジャッジしたりしがちです。
    だれそれさんよりは自分はましだけど・・・
    だれそれさんはまだまだね・・・等など
    無意味な比較をして意識を外に向けて自分自身を見ないのなら前進がありません。
    団体同士で無意味な競争意識を持つ場合もあります。本末転倒です。


    応援もやりすぎると相手を追い込むことがあります。
    褒め言葉をたくさんもらっても、重たくなることもあるでしょう。

    何か言ってあげたくなる・・・何かしてあげたくなる・・・

    これは代償行為のひとつかもしれません。


    私自身も言えることです。カウンセラーという役割のときに自分を全て消すことは出来ません。
    カウンセリングの時に、何か言ってあげたくなる瞬間がたまに沸きます。
    そういう時は、あえて言わないことが多いです。
    依存心は誰でも持っていますが、相談者さんは依存が強くなっていますので、そこに私の母性が刺激を受けたのか、あるいは私のチャイルドが共感したのか、この(なぜ?)を宿題にして持ち帰ります。(電話では保留メモにします。)
    振り返って必要だと思えたら、後からでも伝えることは出来ます。


    関連記事
    web拍手 by FC2

    【2011/01/21 09:53】 | 自律
    【タグ】 守秘  代償行為  
    トラックバック(0) |
    コメント
    この記事へのコメント
    コメントを投稿
    URL:

    Pass:
    秘密: 管理者にだけ表示を許可
     
    トラックバック
    この記事のトラックバックURL
    この記事へのトラックバック