選ぶ言葉はその時の自分を表すに頂いた[風邪ぴきだったひとさん」のコメントをそのまま取り上げさせていただきました。コメントありがとうございます。(記事のコメント、フォームからのコメント、ありがたく読ませていただいてます。)
さてさて
「感覚では解っているのに、理屈で怖がっている。」とありましたね。
『理屈で解っているのに、感覚で怖がっている(自分と向き合うことを)』が多くの方の実感だろうと思います。
上の言葉とは反対ですね。興味深いですね。
さてさて
「感覚では解っているのに、理屈で怖がっている。」とありましたね。
『理屈で解っているのに、感覚で怖がっている(自分と向き合うことを)』が多くの方の実感だろうと思います。
上の言葉とは反対ですね。興味深いですね。
「理論でなんとか抑えて武装してました。そしたら、感情を出せない状態になったと思った。(あぁ、今はムリだ…)って。」
この部分はわかるでしょう。
怖い怖い感情を理性で封じ込めてしまうー確かにパニックの状態ではそれも大事な防衛本能です。
その後も必ずやってきます。「怖い」が。
その時には、泣いていいのですよ。
「ふとしたきっかけで怖いと思う感情が出てきて、人と話したりして少し解消出来ました。」
自分だけじゃないという安心ですね。
これも大事なことです。私たちが言う孤独はこのような災害においてまで孤独でいることではありません。
命を守るために助け合う、安心のために声をかけあう、日常的なことですね。
それとは別に、怖い感情を人と話すことで冷静(理性)になりますから、置き去りにしている感情があるかもしれませんね。
★「あんなに怖い怖いって思ったの初めてかもしれません」
あんなに怖い怖いって思った感情は、まだあると思います。
過去形になるには早すぎる、まだまだ出てくることでしょう。
過去形にして理性で話していますね。^^
★「冷静なつもりで冷静じゃなかったかもしれない。
そしたら少し余裕がでてきて、色々考えました。」
あんなに怖い怖いと過去形に言っていることで、冷静なつもりで冷静じゃなかったかもしれない、と考え(理性)が出て、そしたら余裕が出来て、更に色々考えた・・・理性が働いていますね。
☆「リセットされたと思った。これで息ができるって。どこかで安心してた自分がいた。」
☆「今自分がやるべきことはやった、あとは在るがままに受け入れようって思った」
☆「このままじゃ死にたくない!って思った。」
ここがこの方の感情の本質だと思います。生きる!この目的に対して対抗出来るものはなかなかありません。
生きる!ことへの希う(こいねがう)思いは、瑣末な日常や過去の辛い思い出さえ凌駕することがあります。
「感覚(☆部分)では解っているのに、理屈(★部分)で怖がっている。」
納得できますでしょう。
この方は、地震という災厄の中、自分の本質と出合ったのでしょうね。
けれど、そこにまっすぐ向いてゆけない抵抗が「理屈で怖がっている」部分だとしたら、いつかグリーフワークが出来ますようにと願います。
あの地震で怖くない人は・・・(まれにいたかもしれませんが)ほぼいないと思います。
地震の時の恐怖を生き延びるために理性が感情をストップさせたりフリーズさせてくれますが、その後に必ず来ます。安心だった昨日を失った喪失感、色々な喪失があったはずで、それらは蘇ってきます。
そのチャンスは大事にしてほしいなぁ。
「萎縮していたけれど、今やっと動きだせそうです。」
結びの言葉が頼もしいです。応援します!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上のお話とは別ですが感情について
もっと酷い被災地の方がいる
私は(僕は)まだましだ
この比較は感情を扱うのに意味がありません。
自分の感じた恐怖、孤独、不安、心細さ、哀しさ、切なさ、悔しさ、などは全部自分の大事な宝物です。
どの人と比べることもしなくていい自分だけの宝物です。
たとえ冷静に振舞っても、体のふるえ、心臓のどきどき、めまい、胃痛、頭痛、食欲不振、不眠、などなど、何かしらの症状が教えてくれていると思います。押し込めた感情があるよって。
反対に不謹慎だと思うから言えないけどと前置きしながら
私(僕)だって!被災地にいないけど、こんなにもこんなにも難民だったのに、誰も見向きもしない!
あんなに大事にされて祈ってもらって、不謹慎だけどうらやましいーー!
このような感情をいくつか聴かせていただきました。
「うらやましい」
感情にいいも悪いもありません。
大事なのは、誰に見向きをしてほしかったのかをさぐることです。誰にわかってほしかったのか。
生育環境でのことですから、親か親代わりの誰かへの思いですね。
ここを直視することをせずに、他人に代理戦争をしかけることが多く見られます。
治療者やケースワーカー、友人、恋人など(きっかけがあれば隣人も、通りすがりの人も、つまり誰でも)が対象になります。
時には結婚後の家族に向きます。
が、配偶者や子どもも自分の成育に関わりがありません。
外の誰かに意識を向けていては変われるわけがありません。
ましてや、治療者や援助者は生育に関わったわけはありません。
契約がなぜ大事なのか。
この代理戦争や強い依存(転移)を避ける手段でもあるのです。
それでも、強い依存や代理戦争が頻繁に起こったらカウンリング関係は終了せざるを得ません。
一度はこの危機が訪れるかもしれません。
ここをすれすれで持ちこたえてこられた方々、厳しいところをよく抜けてこられましたね。
~~~~~~~~~~
どの人にも思います。
自分自身を大事にしましょう。
そしたら、他人に依存する暇はありません。
全部、自分と自分が愛する人々と過ごすことを楽しむでしょう。
時には愛する人と喧嘩もするでしょう。
それは気付きのチャンスです。
相手のせいにせずに向き合ったら見えるようになるでしょう。
自分メッセージで伝えましょう。
私は、哀しかったよ。(悔しかったよ。寂しかったよ。嬉しかったよ。etc=感情の言葉を使いましょう)
相手がわかってくれないと思ったら
それは相手に依存していますから、気付いてくださいね。
わかってほしい・・・人にはそれぞれ経験が違います。
同じことを体験した家族でも個々の思い出が違います。
親の歴史と自分の歴史は大きく違います。
戦争を体験した人
戦後の高度成長期を体験した人
バブルを満喫した人
学歴重視で育った人
家族の働き手として期待された人
どの人もそれぞれの歴史があります。
違うことを知ることです。
違う価値感で育ってきたのです。
同じ時代でも、育った土地の風土や家庭や学校や背景が違えばぜんぜん違う物語です。
けれど、オリジナルの大事な物語です。
自分だけのストーリーを大事にしましょう。
私の好みで幕張メッセライブのスタート曲を載せます。
幕張メッセライブの終わりの曲がまた好きです。
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カウンセリング受付
中尾相談室の方針
この部分はわかるでしょう。
怖い怖い感情を理性で封じ込めてしまうー確かにパニックの状態ではそれも大事な防衛本能です。
その後も必ずやってきます。「怖い」が。
その時には、泣いていいのですよ。
「ふとしたきっかけで怖いと思う感情が出てきて、人と話したりして少し解消出来ました。」
自分だけじゃないという安心ですね。
これも大事なことです。私たちが言う孤独はこのような災害においてまで孤独でいることではありません。
命を守るために助け合う、安心のために声をかけあう、日常的なことですね。
それとは別に、怖い感情を人と話すことで冷静(理性)になりますから、置き去りにしている感情があるかもしれませんね。
★「あんなに怖い怖いって思ったの初めてかもしれません」
あんなに怖い怖いって思った感情は、まだあると思います。
過去形になるには早すぎる、まだまだ出てくることでしょう。
過去形にして理性で話していますね。^^
★「冷静なつもりで冷静じゃなかったかもしれない。
そしたら少し余裕がでてきて、色々考えました。」
あんなに怖い怖いと過去形に言っていることで、冷静なつもりで冷静じゃなかったかもしれない、と考え(理性)が出て、そしたら余裕が出来て、更に色々考えた・・・理性が働いていますね。
☆「リセットされたと思った。これで息ができるって。どこかで安心してた自分がいた。」
☆「今自分がやるべきことはやった、あとは在るがままに受け入れようって思った」
☆「このままじゃ死にたくない!って思った。」
ここがこの方の感情の本質だと思います。生きる!この目的に対して対抗出来るものはなかなかありません。
生きる!ことへの希う(こいねがう)思いは、瑣末な日常や過去の辛い思い出さえ凌駕することがあります。
「感覚(☆部分)では解っているのに、理屈(★部分)で怖がっている。」
納得できますでしょう。
この方は、地震という災厄の中、自分の本質と出合ったのでしょうね。
けれど、そこにまっすぐ向いてゆけない抵抗が「理屈で怖がっている」部分だとしたら、いつかグリーフワークが出来ますようにと願います。
あの地震で怖くない人は・・・(まれにいたかもしれませんが)ほぼいないと思います。
地震の時の恐怖を生き延びるために理性が感情をストップさせたりフリーズさせてくれますが、その後に必ず来ます。安心だった昨日を失った喪失感、色々な喪失があったはずで、それらは蘇ってきます。
そのチャンスは大事にしてほしいなぁ。
「萎縮していたけれど、今やっと動きだせそうです。」
結びの言葉が頼もしいです。応援します!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上のお話とは別ですが感情について
もっと酷い被災地の方がいる
私は(僕は)まだましだ
この比較は感情を扱うのに意味がありません。
自分の感じた恐怖、孤独、不安、心細さ、哀しさ、切なさ、悔しさ、などは全部自分の大事な宝物です。
どの人と比べることもしなくていい自分だけの宝物です。
たとえ冷静に振舞っても、体のふるえ、心臓のどきどき、めまい、胃痛、頭痛、食欲不振、不眠、などなど、何かしらの症状が教えてくれていると思います。押し込めた感情があるよって。
反対に不謹慎だと思うから言えないけどと前置きしながら
私(僕)だって!被災地にいないけど、こんなにもこんなにも難民だったのに、誰も見向きもしない!
あんなに大事にされて祈ってもらって、不謹慎だけどうらやましいーー!
このような感情をいくつか聴かせていただきました。
「うらやましい」
感情にいいも悪いもありません。
大事なのは、誰に見向きをしてほしかったのかをさぐることです。誰にわかってほしかったのか。
生育環境でのことですから、親か親代わりの誰かへの思いですね。
ここを直視することをせずに、他人に代理戦争をしかけることが多く見られます。
治療者やケースワーカー、友人、恋人など(きっかけがあれば隣人も、通りすがりの人も、つまり誰でも)が対象になります。
時には結婚後の家族に向きます。
が、配偶者や子どもも自分の成育に関わりがありません。
外の誰かに意識を向けていては変われるわけがありません。
ましてや、治療者や援助者は生育に関わったわけはありません。
契約がなぜ大事なのか。
この代理戦争や強い依存(転移)を避ける手段でもあるのです。
それでも、強い依存や代理戦争が頻繁に起こったらカウンリング関係は終了せざるを得ません。
一度はこの危機が訪れるかもしれません。
ここをすれすれで持ちこたえてこられた方々、厳しいところをよく抜けてこられましたね。
~~~~~~~~~~
どの人にも思います。
自分自身を大事にしましょう。
そしたら、他人に依存する暇はありません。
全部、自分と自分が愛する人々と過ごすことを楽しむでしょう。
時には愛する人と喧嘩もするでしょう。
それは気付きのチャンスです。
相手のせいにせずに向き合ったら見えるようになるでしょう。
自分メッセージで伝えましょう。
私は、哀しかったよ。(悔しかったよ。寂しかったよ。嬉しかったよ。etc=感情の言葉を使いましょう)
相手がわかってくれないと思ったら
それは相手に依存していますから、気付いてくださいね。
わかってほしい・・・人にはそれぞれ経験が違います。
同じことを体験した家族でも個々の思い出が違います。
親の歴史と自分の歴史は大きく違います。
戦争を体験した人
戦後の高度成長期を体験した人
バブルを満喫した人
学歴重視で育った人
家族の働き手として期待された人
どの人もそれぞれの歴史があります。
違うことを知ることです。
違う価値感で育ってきたのです。
同じ時代でも、育った土地の風土や家庭や学校や背景が違えばぜんぜん違う物語です。
けれど、オリジナルの大事な物語です。
自分だけのストーリーを大事にしましょう。
私の好みで幕張メッセライブのスタート曲を載せます。
幕張メッセライブの終わりの曲がまた好きです。
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【タグ】 感情と言葉
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