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    家族カウンセラーの想いつれづれ
    親は、親であるだけで子どもには「権威」だということを忘れてはなりません。

    子どもは、親の笑顔が見たいから、健気に頑張ります。

    気を引きたいから、悪さもします。

    どこまでもちゃんと向き合ってくれないから、これでもかというところまで自らの存在をかけて振り向かせようとします。





    諦めて、沈黙するかもしれません。

    自分を殺して殺して、親が笑っているならそれでいいとひっそり存在しているかもしれません。

    愚図だのろまだと罵る親がそういう子に育てました。

    気が利かないと罵る親がそういう子に育てました。

    気分で叱った結果、びくびくする子を育てたかもしれません。

    叱りすぎて、とっくに効き目がなくなったということもおこってるでしょうか。

    どれもこれも、親子で作り上げた関係性です。








    「親にしつけられたことがないから。お手本がないから。」と開き直りたくなりますよね・・・けどね・・・

    子どもをちゃんと見てください。

    子どもの声に耳を傾けてください。

    子どもの気持ちを想像してください。





    親に見てもらえなかった

    聴いてもらえなかった

    想像さえしてもらえなかった

    その「もらえなかった」自分だからこそ、この子たちの傷がわかるでしょう。




    大人のつまらぬプライドは邪魔でしかありません。
    大人が出来ることは、自分が自律して、その姿を見せることです。
    本来なら、怒ることも指摘も説教もほぼ要りません。





    お手本がなくても、子が教えてくれます。
    子をちゃんと見ていたら、自分と向き合わざるを得なくなります。


    お手本がなくても、社会に身をおいてきた自分の実績があります。

    失敗や痛みの伴う実績は、おおいに役に立つでしょう。
    痛みを知っている弱者に寄り添える要素ですからね。

    満足の実績は自慢せず、そっと仕舞っておきましょう。
    子どもにとっては、時にプレッシャーになります。





    何が大事?勉強?お金?地位?名声?親のプライド?

    ちっぽけな比較に子どもを巻き込まないで下さい。

    子どもは持ち合わせの力で生きてゆけます。

    親の過大な期待を背負うには苦しいのです。それでも、健気に背負います。

    息切れしながら、親の夢をかなえようとさえします。






    子育てが苦しい。

    子どもに嫉妬が起こる。

    私はもっとちゃんとしていた子だった。



    こんなことを言いたくなるご自分のいたましいチャイルドを救ってあげて下さい。

    インナーチャイルドを救うことと、子育ては同時進行でやってゆきます。
    厳しいことですよ~。







    予断ですが、子どもを怒ってる親を見かけて、どんな思いが沸きますか。子どもはそばで、泣き続けています。

    1 ちゃんとしつけろよ。人様に迷惑だろうが。
    2 可愛そうに。どうしたのかなぁ。
    3 子どもは泣くものだよ。
    4 あんなに怒らなくても。可愛そうだ。
    6 あんなに泣かせるなんて、なんて親だ!


    その時や場面で変わると思います。
    その時の思いが、その時の自分を表してくれています。教えてくれています。




    さて、冬休みが近いですね。
    通信簿、クリスマス、お正月、etc 目白押しの12月に、どうか心を持っていかれないでね。(^^)v





    心のコップがいっぱいの親御さん
    自分の生き癖や執着に気付く
    アサーティブなあり方
    ハラッサーとハラッシー
    中尾相談室の方針を熟読戴いた上で、私専用相談申込(女性のみ)からお申込みください。


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    【2012/12/11 14:54】 | 育児(育自)
    【タグ】 インナーチャイルド  育自  親子  心のコップ  ハラッサー  アダルトチルドレン  
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    リッキーさん
    中尾眞智子
    > いろいろ思う事はありすが、失礼とも取れる私の疑問や考え方に丁寧に対応、ご回答いただきありがとうございました。

    リッキーさんの誠実さが伝わり、すぐにお返事するのが惜しいくらい清々しい気持ちを味わい、我が母にまつわるいろいろな思いとともに反芻しました。ありがとうございました。


    リッキー
    いろいろ思う事はありすが、失礼とも取れる私の疑問や考え方に丁寧に対応、ご回答いただきありがとうございました。


    リッキーさん
    中尾眞智子
    > 『ご自分のいたましい…』にも着目、もちろんしておりますよ。

    ありがとうございます。


    > 『お母さんである前に一人の人』という事を『正当化』と位置付けておられるのでしょうか。(違ったらごめんなさい。)前回のコメントにも書いた通り、『母である前に一人の人間』という事で、全てが『仕方ないさ』『そういう事もあるよね』というわけにはもちろんいかないです。よくないことはよくないです。ただ、『お母さんである前に…』という対応や、受容してもらう事が必要な時期も、人によってはあります。そうしてはじめて、向き合えたり見つめたり出来るものがあります。『正当化』という表現に、大変驚きました。


    おっしゃりたいことはわかります。
    ただ、この記事の趣旨は、ICを救うこと、我が子は自分の苦しいICの姿を表現していること、これらに気付かれることを願いつつ書いたものです。

    私たちは『お母さん(orお父さん)である前にICを閉じ込めて人生脚本を生きる親の子=脚本ちゃん』というストーリーを持っています。すると脳内親を守りICを見捨てる脚本ちゃんは、『お母さん(お父さん)である前に一人の人』というロジックが『正当(道理にあっている)』となります。すると、このロジックは、人生脚本を生きる親の子=脚本ちゃんで居続けることに利用されます。
    このことは、閉じ込められてしまうICから見たら、正当化(道理にあっているようにみせる)されることになり、ICは無視され続けてしまいます。ICの苦しみが「正当」であっては救われません。そんな思いで、あえて使いました。
    ご理解いただけたらと思います。


    リッキー
    『ご自分のいたましい…』にも着目、もちろんしておりますよ。
    『お母さんである前に一人の人』という事を『正当化』と位置付けておられるのでしょうか。(違ったらごめんなさい。)前回のコメントにも書いた通り、『母である前に一人の人間』という事で、全てが『仕方ないさ』『そういう事もあるよね』というわけにはもちろんいかないです。よくないことはよくないです。ただ、『お母さんである前に…』という対応や、受容してもらう事が必要な時期も、人によってはあります。そうしてはじめて、向き合えたり見つめたり出来るものがあります。『正当化』という表現に、大変驚きました。

    リッキーさん
    中尾眞智子
    記事の『子どもをちゃんと見て』に強い反応が起こったようですが、「ご自分のいたましいチャイルドを救ってあげて下さい。インナーチャイルドを救うことと、子育ては同時進行でやってゆきます。厳しいことですよ~。」にも注目くださいね。

    『お母さんである前に一人の人』ーそう言いたくなる時もありますよね。ただ、この言葉で自分を正当化するとき、脳内親は守られ脚本は維持され、ICを見捨ててしまいます。実際のお母さんが言ったとしたら、ICは哀しみで震えるのではないかしら。


    リッキー
    正論だけど、だからこそ苦しくなるお母さんがたくさんいると思います。
    よくないこと、やめなくてはいけないことをそのまま『よく考えて』『子どもをちゃんと見て』とストレートに伝えても、タイミングや状況や、言う人言われる人の間の信頼関係など様々な事が絡み合って初めて届くものがあります。お母さんである前に一人の人です。お母さんでしょうという気持ちありきのアドバイスは、まいっているお母さんには刃になりかねないと感じました。

    すみれさん
    中尾真智子
    朝日って素晴らしい。
    いえいえ、すみれさんが素晴らしい。^^


    > その時の気持ちを、ダメと決めないで感じていいと思ったら、嫌な感情なのに嬉しかったです。

    誰も見向きもしないような負の感情。それを抱きしめてあげられるのは、自分しかいないですものね。
    子育てでとても大切なプロセスなんだけど、親が負の感情を嫌がると子は隠してしまい、大人になったら連鎖しています。
    どうか、抱きしめてください。

    昨日はすみませんでした。
    すみれ


    真智子先生に不満をぶちまけてしまいました。

    すみませんでしたm(_ _)m

    コメントした後、ずっとぐるぐるしていて、朝起きてすぐに気が付きました。

    上司や先輩方が「親」になっていました。自分より年上=親…みたいです。

    私は私で良かったんだと気が付きました。

    上司や先輩方が色々言ったからといって、その通りにしなくちゃいけないわけじゃないのに、両親の時と同じく、自分を殺して従わないといけないんだ…と思い込んだんだなとわかりました。

    相手の前では言えないけど、心の中では、イヤだと思っていいし、嫌いと思っていいんだ、と思ったら楽になりました。
    その時の気持ちを、ダメと決めないで感じていいと思ったら、嫌な感情なのに嬉しかったです。






    すみれ

    >仕事が決まり、働き始めました。
    >上司に、先輩方に、イラッときたりしますが、これが、今の私の状態なんだな…と改めて思い、眺めています。
    >正直すごく悔しいです。

    >ガンガンにこちらを縛る規則、しかし、こちらの補償はない(;_;)
    >その上相手が都合ばかりを押し付けてくる。
    >正社員になりたいとと思うでしょ?と勝手に決めつけて、上司の言う通りにします、と言わせようとする。
    >これは、今はまだ、わかりません、と承諾してません。
    >私も我慢しているんだから、あなたも我慢するのよ…と言う先輩や上司。

    >私は、我慢する事柄は自分で決めたい!

    >そういう人が目の前に現れるのは、私もそういうところがあるということなんだな。本当に悔しい~。

    >今は、体を作るためのトレーニングと割り切って、やってみようと思いますが、反面、自分に力がついたらと、この場所から離れようと思います。

    >もう、諦めないぞ!




    すみれさん
    中尾真智子
    > >クリスマスや、家族の誕生日のケーキって、自分が会社勤めできる年齢になったら、家族のために、私がほぼ全て用意していました。両親の結婚記念日のものまで。
    >>両親共にやらないのに、両親の言い分は、子供は親に尽くすべき、親は忙しいから、自分の面倒は自分でみるべき、だったなぁと。両親共に私の肩にしっかり載っていたのかと思いました。疲れるはずです(-.-;)怒りも溜まってますね(-.-;)

    いやはや、怒りの下の傷を癒さないまま、脚本ちゃんが頑張ってたのでしょうね。

    > >ケーキは、自分のために買っていたんだって気付きました。
    誰かのためという理由がないと、ケーキが買えなかったのかな。今日は自分が食べたいものを買うのかな。

    > >自分を大事にすると、他人も大事にできる…がわかってきたこの頃です。
    > >ゆっくりやります(*^_^*)
    頭では簡単なことも、体感(実感)まで時間差がありますね。
    今日がいい日でありますように。


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    中尾英司ブログでは、インナーペアレンツ(IP)と略していることは、読んでいらっしゃる方はご存知と思います。

    「ペアレント」が両親ですから、インナーペアレントは「頭の中の親」。

    ペアレンツ(複数)は、「脳内親」はもちろんのことインナーハズバンド(夫)やインナー親族、インナー上司、インナーママ友など、そこにいないのに自分を支配している脳の誰かです。
    生まれたての赤ん坊は、見ているとそれぞれに個性があります。
    おかなが空いた時に大きく泣く子
    ほそぼそと泣く子
    あまり泣かない子
    ガラスのこちらからしばらく眺めていると面白いです。

    退院すると、環境が変わるせいか赤ちゃんの欲求表現が変化したりします。

    病院では寝てばかりいたのにこんなに泣くなんて!
    あんなに泣いてばかりいたのに退院したら大人しい子なのよー。
    色々です。
    まだ、生まれて一週間、帝王切開でも二週間の赤ん坊なのに面白いですね。

    とはいえ、赤ちゃんは全てが「依存」の世界です。
    養育者(多くは母親)がいなければ一日たりとも生きて行けません。

    そんな赤ちゃんも10歳までにはほぼ人格形成の基盤は出来ます。
    記憶があろうとなかろうと、幼い頃にもしトラウマになるようなことが起こっていたら、それはその後の人格形成に影響を与えるでしょう。
    多くは赤ちゃんの頃の記憶はないですから、そういう性格なんだと本人も周りも思い込みます。
    実際は、親との関係で出来上がった人生脚本が大きいでしょう。
    もちろん、親を基地にして外に冒険(幼稚園、保育園、入学、近所での外遊び、ともだちの家遊びなどなど)をしながら、色々な経験を積み、色彩豊かになってゆくことと思います。
    けれどまだまだ親の影響下にいます。
    中には、外の体験を無駄と判断するような親もいます。
    外に出さないようにする親もいます。(遊びに出さない、友達の家に行かせない、きょうだいの面倒を見させる、家事手伝いをさせる、習い事で時間を埋める等など)


    それでも、進学し、就職もして、他の大人にも出会い、友人との会話も増えて、色々な影響を受けあいます。
    そこでも親との間で出来上がったプログラムのような癖(『生き癖』と私は言っていますが)=IPは無意識に発動しています。「そういう性格」と片付けられてしまいがちですけれど。
    しかし、思春期のエネルギーは親を超える力も持ち合わせています。
    特に14、5歳の頃を思い出してみてください。
    大人と子どもの狭間にいる自分は、表向きはともかく心の中まで親に従順ではなかった場面も多いと思います。
    無意識に感じていた生き難さを自覚することも多くなったことでしょう。
    ここで反抗できたらしめたもの。

    ですが、アダルトチャイルドは、なかなかそこまで踏み切れず思い切った反抗期を過ごせない人が多いです。
    反抗期がなかったという人もいます。
    親に逆らうなんてありえなかったと、未だに逆らうことは出来ない、と言う人もいます。

    大変です・・・。ほんとに・・・。
    それでも、オリジナルな個性もちゃんと形成されているのです。100%親のコピーになれたら生き難くはないのです。生き難さは自分のオリジナルな部分が形成されているからこそと思います。
    その良し悪しもこの先の自分しだいで変化してゆくでしょう。

    前置きが長くなりましたが、先日私はブログで「インナーハズバンド」と書きました。

    他人との関わりですと、仕事仲間なら部署が変われば終わります。
    友人も選ぶことが出来ます。
    選べない状況(クラスメイト等)でも、一生付き合うことはありません。
    嫌な教師も、嫌な上司も一生付き合いません。


    ところが、結婚相手というのは

    「その健やかなるときも、
    病めるときも、
    喜びのときも、
    悲しみのときも、
    富めるときも、
    貧しいときも、
    これを愛し、
    これを敬い、
    これを慰め、
    これを助け、
    その命ある限り(死が二人を分かつまで)、
    真心を尽くすことを誓いますか。」

    と自分と親族の前でお約束をした相手です。
    一生付き合うことは前提です。

    一生を「宣誓」したように真心を尽くして過ごせると素晴らしいですが・・・

    それぞれが源家族で培われたものに無意識に束縛されていますから、上の誓いを夢に描いたところで「相手が叶えてくれない」と不幸を嘆きます。
    その不満を相手にぶつけあい、自分にある問題には気づかず傷つけあった間柄です。

    私が自分にも問題があるかも、と気づいたのは放送大学で心理学を学んでいる頃でした。
    夫はその前に、さんざんたる私の指摘(私にとっては悲鳴)で傷つき気づいたことと思います。
    はじめは彼が変わったことに気がつく暇はありません。彼は忙しい人でした。土日も留守で、今思えばカウンセリングの講座に行ったり、研修に行ったり、講義を聞いたり、自分との向き合いの日々だったのでしょう。会社で働きながらですから大変だったと思います。
    私は私で子育てや雑多なことで忙しくして、それぞれ会話をするのは子どものことやご近所の用事などになっていたと思います。

    しかし彼は少しずつ変化していましたから、ふと気がつくと過去の彼とは違う場面が増えてゆきました。
    じゃあ私は幸せかというと、まだ何かもやもやいらいらがあるのです。
    夫は変わったからといって過去の夫から受けた傷は消えないもん!と、いらいらの理由をそこに求めたりもしました。しかし、どうやら違いそうです。


    未だに頭の中にいる夫(妻)に無意識に支配されることがあります。
    頭の中の過去の夫(インナーハズバンド)との関係性を『今』に引き寄せてしまいます。
    親も強烈に影響を受けますが、その下地を持ち寄って一生を誓った相手(はじめから離婚を前提に結婚する人はいないでしょう)は、親と同じくらい影響を与え合います。
    厄介ですね。


    インナーペアレンツは『親』との関係で出来上がった自分の考えの癖、行動の癖など、またそれらを基盤に更に培われたものも含まれると思います。
    結局は自分の中の問題です。
    あの頃の親は今はいません。
    相変わらずの親は今もいるかもしれませんが、今の私たちは大人です。
    その親に太刀打ち出来ない小さな子どもではありません。
    それを束縛しているのは、私たちの脳に刻まれた親子の記憶で、その関係性で形成された人格です。
    それらは、私たちの決心で変えられます。
    『今』の私たちは、親の心理的影響に左右されないで、自分の人生を選んで決めて生きることが出来る大人です。

    単語や造語は便利なツールでしかありません。
    本質は、誰にも何事にも脅かされず今の自分自身を生きることだと思います。



    PS:足の心配をいただいてありがとうございます。
    一日中冷やしたおかげで痛みもすっかり消えて水泡も小さくなり普通に生活しています。m(..)m


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    【2011/01/18 09:30】 | 人生脚本
    【タグ】 インナーペアレンツ  インナーハズバンド  アダルトチルドレン  
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